【デッサンは筋トレみたいなもの】

私は、デッサンは筋トレみたいなものだと思っています。
トレーニングをすれば筋肉がつくように、デッサンをすれば、「描く力」「観る力」「つくる力」は誰でも伸びていきます。

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センスがないからこそ、デッサンする

「センスがないから絵なんて描けません」と言われることがあります。

でも、センスの話をするなら、美術に限ったことではありません。言葉でも、計算でも、料理でも、運動でも、センスは必要です。

私たちは、「センスがないから言葉が話せません」「計算ができません」なんてことは言いませんよね。みんな、日常生活の中で、必要だから勉強して、練習して、身につけてきたはずです。

美術だって同じです。身につければ、センスは磨かれます。服を選んだり、インテリアを考えるのが楽しくなったり、生活がより豊かになります。

センスがないからこそ、手を動かして感覚を育てていく。そのためのトレーニングが、デッサンです。

「絵を描くこと」に年齢や経験は関係ありません

美術には、筋力も体力も必要ありません。だから、年齢も経験も関係ありません。「やってみたいな」と思ったら、それだけで始めていい。

それが、創作のいちばん大切な出発点です。むしろ、大人になってからの方が「考える力」「観察する力」が育っているぶん、絵を描くことの面白さや奥深さに、しっかり向き合えるようになっていると感じます。

まずは気軽に、体験から

デッサンに少しでも興味がある方、「自分にもできるのかな」と迷っている方、ぜひ一度、教室に遊びに来てみてください。うまく描けなくても大丈夫です。0から観察の仕方、描き方、道具の使い方を教えます。

美術教室 万象舎では、大人のためのデッサンクラスを開講しています。

初心者の方も、ブランクのある方も歓迎です。体験も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

美術指導歴は約20年。

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