栗のドローイング

3人いれば3通りの表現がある。

みんなで同じものを描いたときに、違いがはっきりと出たときは良かったと思う。

それぞれが自分の持ち味を出せば違う絵になるはずだから。みんな似てしまったときは、自分の指導が悪かったと思う。

複数のサイズや紙の種類のスケッチブックを用意して、それぞれに選んで描いてもらった。

目次

一人一人の表現について

好きな色を使っていいよと言ったら蛍光黄色で描き始めた。見たままではなく、気になった色を試しているようだった。今回は彼女だけ違う色鉛筆を使っている。

他の子は複数描いたが、彼女は一つに絞って描いた。しっかり強く塗りつぶして描いていた。栗のカラの硬さを感じていたのかもしれない。

遅れて参加。時間が短い中で一気に描きあげた。筆跡はやや荒い。彼女は空間の表現が上手いし、リズムを持ってる。

彼女は繊細な色の違いを描き分ける能力が高い。最近、構図を気をつけて描くようになった。

この記事を書いた人

美術指導歴は約20年。

目次