体験談
これまでに私が教えた方々の声を集めました。
読売カルチャー横浜・子ども美術教室 2020〜
小学生以上対象の教室。花や果物をじっくり観察して描く子もいれば、粘土や木材で工作する子もいる。何を作るのか、描くのかは自分で決める。自由に作ることを楽しむ美術教室です。
「楽しい!毎日通いたいくらい大好き!」
篠原先生のお教室では、こども達は決まった枠にあてはめられることなく、素直に、自由に個々の発想を引き出せる環境を整えてくださり、必要な時はさり気なく専門的知識を与えてくれます。
当初息子にとって「自由に」は意外と難しく
はじめは戸惑っていましたが、今や「次はこうしよう」「こうしたらどうなるかな?」と次々とアイデアが思い浮かぶようで、想像力が高まってきていると感じています。
子どもの自由な発想、やってみたい気持ちを尊重し「生み出して作る喜び」を感じさせてくれる先生との出会いに、親子共々感謝しております。
あとは個人的な感想ですが…
先生から「ダメ」という言葉をあまり聞かない気がします。
子供達は学校集団や家庭内では、見守りきれない・片付けが大変を見越して「ダメ」と大人は言いがちですが、余程のことがない限り、先生は子供達のやりたい事を受け入れてくれますよね。
もし子ども達のリクエストが無理でも、代案を出してくれるので、篠原先生は凄いなーって私は思ってました!
教室では、子供は自由な発想をし、自分の作りたいものを作ります。毎回ドキドキワクワクしながら活動し、作る楽しさを知ることができます。時には先生やお友達と協力して、工夫を凝らします。
学校の授業など、枠組みのある中で描く、作る活動が多い中で、自由に発想し創造することができる機会は、意外と少ないと感じます。大切な時間です。
おとなの美術室デッサン講師時代/2015〜2023
ロジカルな説明だったのが驚き
Q1、講座に参加する前にどんなことで悩んでいましたか?
絵を描きたいと思いながらも、具体的な何かをイメージする事が出来なかったので、模写を自己流でやっていました。
でもある程度の絵は描けても、自分が描きたいレベルまでは程遠い気がしていました。なので、基礎から学べば何かコツを掴めるのではないかと思い、スクールを調べました。
Q2、何が決め手となって受講しましたか?
体験では、今まで何となくで描いていた工程を、一つ一つ具体的に、しかも芸術というジャンルなのに、想像していたよりもロジカルな説明だったのが驚きで、理由を理解して学びたかった私には、とても相性が良いと思って受講しました。
Q5、実際に受講していかがでしたか?
どんなものでも自分の物にするには練習が必要ですが、その糸口を学べた気がします。特に私は美術学校などで学んだ経験が無いので、ゼロからインプット出来てよかったです。受講する前に見よう見まねで描いていた時間と、構造や仕組みを理解して絵を描くのとでは上達する速度も違い、絵を描く時間が楽しくなりました。
自信をもってクロッキーができることで、世界が広がりました
Q1、講座に参加する前にどんなことで悩んでいましたか?
絵の勉強をすれば上手くなると思ってデッサンしていたのですが、デッサンしても人間は描けなかったことでしょうか(クロッキーを教えてくれる講座はほとんどないように思います)
Q2、実際に受講していかがでしたか?
たいへん役立っております!自信をもってクロッキーができることで、世界が広がりました。クロッキー以外にも、美術というものに多角的に触れられる(立体や、野外スケッチや)のは貴重な体験だったと思います。
Q1、講座に参加する前にどんなことで悩んでいましたか?
社会に出てから、絵を描きたいけど、でも描きたくないような気持ちをずっと抱えていて、「ちゃんと絵を習う」ことをしてみたかった。
Q2、実際に受講していかがでしたか?
生活の中で絵を描こう!という時間をなるべく取るようになったので、メリハリができてよかった。自分は描けないと思っていたけど「見て描く」ことは、それなりにできるとわかったので嬉しかった。
Q1、講座に参加する前にどんなことで悩んでいましたか?
画力がない、きちんと絵を習ったことがないので習いたい、でもデッサンで円柱とか描くのはめんどくさい😂
Q2、実際に受講していかがでしたか?
絵を描くということは、手の練習ではなく、ものを見る訓練の上に成り立つ、ということを知れたことが良かったです。
Q1、講座に参加する前にどんなことで悩んでいましたか?
人間の描き方がわからない。写真を見て人間の練習をしたけれど、時間はかかるし、上達もあまりせず、どうすれば上手くなるのかわからなかった。
Q2、何が決め手となって受講しましたか?
Q3、実際に受講していかがでしたか?
人に絵を教えてもらうのがはじめての経験だったのでとてもためになりました。それまでは、じっくり時間をかけて絵を描くのが正しいと思っていましたが、目的ごとに練習の仕方が異なるということを知れて前よりも効率的に練習できるようになったと思います。何が出来ていて、何が出来てないかをアドバイスくださるので、次の練習につなげられたと思います。自分で自分の絵を見て判断するのは難しかったので先生の目はありがたいです。あと絵を描いても人に褒められることって、あまりないので、先生に褒めてもらえるのが嬉しくてモチベーションになってました。教室に通ってないとなかなか毎週ちゃんと練習しないので。
Q1、講座に参加する前にどんなことで悩んでいましたか?
絵の悩みとは少し違うかもしれませんが…。本や動画を見てもよく分からない事が多くて直接人から絵を学びたいと思っていましたがデッサン講座が多く、自分の様な初心者にはハードルが高いと感じていました。初心者向け且つ色々な技術を基礎から学べるところは無いかと探していました。
Q5、実際に受講していかがでしたか?
自分だけでは勉強しなかった事も楽しんで取り組めましたレベルに合わせた指導ですごく分かりやすかったですこちらの感性を尊重したアドバイスもありがたかったです
Q1、講座に参加する前にどんなことで悩んでいましたか?
人物の動きを描けるようになりたいと思っていました。
Q4、何が決め手となって受講しましたか?
体験時の先生の教え方に共感して受講を決めました。他の教室も見学や体験レッスンに行ったり、実際に入学してみた学校もありましたが、絵画教室の延長のようで、鉛筆や絵具の使い方や、絵をひたすら描かせて講評するという感じの学校が多かった。本講座はモチーフを見る力とか、何を描くのかテーマの決め方とかそういう感覚だけに頼らない部分を教えてくれそうだなと思いました。また、先生が本当に絵を描くのが好きそうで、その情熱が伝わってきたので、この先生の教えを受けたい!とピンときました。
Q5、実際に受講していかがでしたか?
とても勉強しなりました。人物のドローイングデッサンを中心とした講座内容で、自分の勉強したい内容に合っていました。絵を描く練習方法などの基礎となる土台づくりをしていただきました。
絵画教室は、まるで自分の内面を鏡に映し出されて見せつけられているような気持ちに、何度もなった。
「うまく見せようとすることは出来ます。でもうまく描こうと思わないで、対象を良く見てください。うまく描こうとして、思い込みの絵になってしまっています」
「焦らないでください。一発で決まるなんてことはまずないです」
「迷わないで線をグッと引いてみてください」
「消しゴムよく使いますよね。でもホントはそんなに使わないでいいんです。間違ったなと思ったら正しいと思う線を描き足しちゃってください」
うまいぶってたけど、自分の描きたいものとは全く違う、先生が出した課題、例えばコップとか手のひらとか、先生がモデルになった難しいポーズのデッサンとか、泣きたくなるぐらい描けなくて。
私は失敗が怖くて、怖くて、確実にできることしかしなくて。自分で出来ると思ってることすら、本当は出来てもいないのに出来てるように見せかける癖がついていて。
「一度に長時間描くより、5分でも毎日描いた方が絶対うまくなります。5分を365日描けば相当な時間になりますからね。とにかく描くこと」
私はインスタントに答えを欲しがっていた。絵画教室に通えばうまくなる。当たり前だけど、そんなわけないのに、そう思ってた。
それから、自分が一番でいたい性格を、やはりここでも感じた。一番でいたい。でもそれに伴う努力が必要なのに。心の修行みたいな、絵の学校だった。
先生がサラサラッと描くサンプルの絵は、「急いで描いたのであんまりうまくないですけど」と先生は言うけれど息を飲むくらいにリアルで、自分の小学生みたいな絵のクロッキー帳を閉じてしまいたくなった。
そうだ、粘土もやった。牛の糞みたいに大きな固い粘土は、最初は大きすぎるし固くてちぎるのも大変なんだが、手の温度でどんどん柔らかくなっていく。
それで人間の頭部を作った。とにかく何をするにもやり方がわからなくて、人間のつもりが原始人になってしまって困っていたら、先生が来て指でグイグイッと押しただけでちゃんと人間の顔になったのには驚いた。
昔通っていた美容室のスタイリストさんが、私の髪を適当にカサカサッと触っただけでへスタイルが激変するのが、まるでマジックみたいでうっとりしたこと。今通っている美容室のスタイリストさんが、これで完成!と言って完璧に仕上がった直後に「あ、ちょっと待って」と言ってハサミをひとつ入れたらもっと完璧になって、マジックを見たようだったこと。
先生が粘土に入れた手もそれと同じだった。手に技術とセンスがあると、まるでマジックみたいに形を生み出すことができる。でも、簡単に手に入るマジックなんてなくて、何事もたくさん努力をしなきゃいけないんだ。
簡単に手に入るものは、その程度のもの。時間をかけて、苦しい思いをして、何かを手に入れたいと思う。
親子美術教室・曙工房 2005〜2010
何に対しても構えずに、自由な感覚で
色んな素材を使って、自由に表現していましたね、、
私は曙工房で、物を作る事を楽しんでいました。
頭の中で上手に作ろうと考えると、手先は鈍くなり、上手くいきませんでした。
子どもと同じように?素材に触れてから湧き上がる感覚を大事にしていました。立派な完成品を求めているのではなく、作っている過程が大事なんだと。
学校で習った図画工作や美術は、やり方に手順があり、完成品に優劣が付く授業だったので、長い間染みついたものから脱却するのは難しですね。
大人向けに自画像の指導をしてもらった時に、「顔のどこから描いたらいいのか」という質問に、しのっちは、「どこから描いてもいいんだ」と言った言葉が私にとって衝撃的でした。
そうなんだ、、(そうだったんだ、、)という気持ちだったでしょうか、、絵を描くって自由なんだ、と。
それから何に対しても構えずに、自由な感覚でいようと考えるようになりました。
やってみたい!という気持ちを大事に、、
それが曙工房で私が学んだ事です。
中学校講師時代 2001〜2002
のびのびと作らせてもらえたのが楽しかったな。
私が本当はこうしたいんだけど…と迷っていたら、「やってみたらいいよ」と笑って言ってくれて、私は画用紙の四角い形が嫌だったから、周りをはさみで曲線で切ったのがすごく楽しかった!
それまでは、四角い画用紙の中に絵を描かないといけないっていう概念があって、画用紙の規定を壊してもいいんだ!っていうよろこびがあったよ。
色々こだわる性格だったから、それを面白がって話をきいてくれたのが、面白かった。
【体験レッスンの事例】
左が指導を受ける前に描いたもので、右が30分ほど指導をした後に描いたものです。左の作品は約10分、右の作品は5分程度で仕上げています。
指導前
指導前の作品では、何を描くべきかがはっきりしておらず、曖昧な線を多用しています。みなさんも、何を描けばいいのかわからず、どこか自信がなくて筆が進まないことってありますよね。どこを見て、何を描けばいいのかが明確でないため、しっかりした線が引けず、同じような線を繰り返し描いてしまいます。当たりの線(バランスを測るための補助線)があいまいだから機能していないので指が生えてくる位置や手首の太さが狂っています。時間をかけても全体のバランスが正しいかどうか判断できない状態です。つまり描くべきことが見えていないのです。
指導後
こちらが観察のポイントと線の使い方を指導した後に描いた作品です。たった30分の指導で、ここまで変化しました。目的がはっきりしてくると、驚くほど描き方が変わります。この変化は決して特別なことではありません。視点を変え、何をどう観察するかを意識するだけで、30分の指導で誰でもこうした成果が得られます。下描きや当たりの線を描かないで描いても、しっかりした結果が出せるようになるのです。
指導の成果について
具体的には、指導後には次のような変化が見られます。
- 迷わずに描ける:描くポイントが分かるから迷わず、正確ではっきりした線が描ける。
- 無駄がなく早く描ける:精度が上がるから失敗や無駄な作業が減るから時間がかからない。
- 観察力が上がる:細部が見えるから爪やシワも描ける、視野が広がるから手首から先の前腕も描けた。
指導前の作品は時間をかけて描いていますが、バランスが悪く、形があいまいです。一方で、指導後の作品は半分程度の時間にもかかわらず、精度も完成度も高いです。
描くときの基本とコツ
ほとんどの人は、自分が何を見ているのかわからないないから、頭で考えて失敗しないように描こうとするから思うように描けない。観察のポイントを明確にし、自分の感覚で描くことで、より正確で、早く、美しく、描けるようになるのです。「本当にこんなに変わるのかな?」と思われるかもしれませんが、これは本当に誰にでもできることです。観察と描き方のコツを押さえれば、見違えるほど絵が変わります。
あなたも、デッサンの基本を学び、楽しんでみませんか?
当教室では、初めての方から経験者まで、一人ひとりのレベルに合わせた指導を行っています。
たった1回のレッスンでも、見え方や描き方が劇的に変わることを実感していただけるはずです。
少人数制のレッスンで、じっくりと学びながら自分のペースで進められます。
ぜひ一度、体験レッスンにお越しください。まずは気軽に、あなたの作品を見直すチャンスを掴んでみましょう!